バカドリル
自分が大切に思っている人(例えば愛人例えば友人例えば家族)が一人死ぬ。
自分には関係ない人が一万人死ぬ。
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どちらか選べと言うならば。
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僕は間違なく後者だ。
悲しむ人の多さを考えれば、被害の大きさを考えれば、前者が圧倒的に少ないが…
そんなことは関係ない。
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恐らく、僕以外のほとんどの人も、後者を選ぶだろう。
いや、悩む素振りはみせるかもしれない。でも心の中では決まっているはず。
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要は他人事。
つまりはそういうこと。
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薬害肝炎訴訟で、補償をする人を限定するとの和解案。
まぁ、そんなところだろうよ。と僕は思った。
被害者がいくら命の重さについて語ったところで、所詮、奴等にとっては他人事でしかない。
つまりはそういうこと。
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ある日。
本屋で平置きにされていたバカドリルなる本を発見。
立ち読んでみた。くだらな過ぎて笑えた本だった。
そしてバカドリルのすぐ隣りに置いてあった本。
タイトルは覚えていないが、障害者の子どもが頑張ってますよー、みたいな本。
パラパラと立ち読んでみたものの、感動的で泣けるみたいな内容だった。
ていうか、こんな対照的な本を並べて平置く、店の壊滅的センスに無意味に感動した。
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…。
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もしどっちか買え。と言われたら、僕はバカドリルを買うのかもしれない。
僕は障害や病気で苦しんでいる人の葛藤を描く、本やドラマや24時間テレビが嫌いなんだ。
なんかあんまり頑張っていない自分を、責められているような気がして。
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そして、究極的には『関係ない』とどこかで思ってしまう。
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そんなとき、
ああ…自分もやっぱり、薬害肝炎の被害者を救おうとしない、下種な国の連中と同じ穴のムジナなんだなぁ…
と思った。
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投稿者:パット田中M56 2007年12月15日(土曜日) 18時52分51秒
それでも某国への思いやり予算は7000億。一方生活保護は減額。
強きを助け弱きをくじく変な国です。
投稿者:零崎 2007年12月18日(火曜日) 12時42分37秒
そんなもんですよね。国なんて。
でも国民が政治家を選んでいるわけですからね。
しかしまぁ、公約とか平気で破る連中。なにを信じて投票すればよいのやら…
投票しないってのも有りかもしれませんが、自分の払っている税金を考えると、無投票が一番損をしている感があります。