だいたいでいいよ。
初めて訪れた竹富島に軽いカルチャーショックを受けた。
今回の旅行で2泊した竹富島とは、なんとキレイな島なんだろう。
どこの風景を切り取っても絵葉書になるような美しい町並み。
石垣作りで、赤瓦の屋根。
道は全て砂利道で、道端には色とりどりの花が咲き乱れていた。
ホント、ドラクエとかに出てきそうな美しい町並みなんですよ。
最終日の夜、気まぐれに訪れたバーの主人が話し好きの大阪人(竹富に移住して10年ちょっとだそうだ)で、竹富島のあれこれを詳しく教えてくれた。
砂利道は、毎日管理しなければならないほど手入れが大変だという事。(雨なら特に)
長寿の方が多いという事。
皆、親切だという事。
ほぼ皆、テーゲー主義(だいたいで良いよの意)だって事。
沖縄本島のメンソーレ(いらっしゃいませ、ウェルカム)が石垣、竹富では「おーりとーり」だという事。
お酒の事。八重山諸島の事。シーカヤックの事。
とにかくいっぱい教えて貰った。ありがとう。
天気に恵まれたので、サイクリングと海水浴をした。
今、島は花の盛り。デイゴにハイビスカスに朝顔みたいなやつに、その他色とりどりの様々な花が
島中に咲き乱れていた。
気温は適温。25度ちょっとくらいだから少し動くと汗ばむくらいなのだが、海風が心地よくて気にならない。寒がりの俺にはちょうど良い。
心地よい海風にふかれながら自転車を走らせる。
一時間も自転車を漕ぐと流石に汗ばむが、(ビールがうまくなる)と念じるとアラ不思議。
心地よさだけが体に残る。詳しい種類とかは良くわからないけど、花がキレイだった。
海に入った。海水はまだ少し冷たいけど、昼すぎともなれば十分にあったかい。
嘘みたいに遠浅のビーチを歩いて、魚とたわむれる。幸せな気分になった。
なんというか、スグにダメ人間になれそうな感じというか、ザックリ言うと
「働きたくなくなる」のである。まったく危険な島である。
とある竹富島の商店で買い物をした時に衝撃を覚えた。
80過ぎのよぼよぼのジイサン(こちらではオジイ)が店番をしていたのだが、
このオジイ、なんと計算がまったく出来ないのである。
まったく店番にあるまじきことだ。
挙句、勘定の際に「だいたいで言いよ」と言い放った。
これには流石に驚いた。ここは日本か?マジでそう思った。
なんとも牧歌的である。ありえないくらいに。
東京で、勘定の際に「だいたいで良いよ」と言える人がいたらお目にかかってみたい。
ってか、マズいないでしょ。こちらで「テーゲー(だいたい)」は、ほぼ通用しない。
竹富島は夢の国だった。
また行きたいな。
昨日の夜に帰京して、本日は早速稼動。
いっぱい稼いで、また竹富島に行きたいのである。
それまで「テーゲー」は封印しないとだ。


