嘘みたいな美談
本日はものすごく早起きした。
なんと午前3時!!
いつもだったらまだ酒を飲んでいることが多い時間である。
老人かよって感じだけど、今は創作活動が楽しい。
よって早起きはまったく苦にならない。
本日は何日かブリにスカッと晴れそうなので、洗濯機を3回も回しながら
創作活動もした。・・アッという間に時間が過ぎていく。
洗濯も創作活動も一段落したので、タバコを買いに行くついでに
近所をちょっとお散歩する。雨上がりの朝は気持ち良い。
うちの近所の軒先には紫陽花(あじさい)がある家が多い。
紫陽花はこの時期すごくキレイで、俺的にもすげく好きな植物だ。
・・・オイ!枯れてきている紫陽花が多くね?
今年は雨が少ないからかなあ?昨年はまだ前の地域に住んでいたので
わからないけど、なんだか少しかなしい。俺、雨が嫌いなクセに何言って
るんだろう。本当俺ってワガママに出来てますね。
花が枯れかかってて興がさめたところで、する事がなくなった。
しかたないので家に帰ってTVをボーっと眺めてみる。
今のニュースって本当にひどいのが多くてウンザリ。
肉に変なもの混ぜたとか、子が親を殺したとか、セレブがどうしただとか、ひき逃げしたとか。
あさましくて残酷でくだらなくて、本当にイヤな気分になる。
ハニカミ王子とかはまだ良い方だね。少なくともさわやかだし。
いや、ちょっと前にすげえ良いニュースがあったな。
19年意識が無かったポーランド人の男性が奇跡的に意識をとり戻したはなし。
俺は猛烈に感動した。ちょっと今の日本ではあり得ないと思いましたよ。
だいたいさ、19年も介護する奥さんがすげえよ。おそらく保護は受けている
んだろうけど、経済的にも精神的にも相当な負担があったハズ。
それこそ「無償の愛」ってやつでしょ。宗教的なものもあるのだろうか?
家族のきずながそこまで深いってすげえなと思った。カッコ良いとすら感じた。
奥さんはすげえ女だ。日本のニュースだと、介護に疲れて殺しちゃったとか、
ばっかりでしょ。そうでなくても普通はオトコつくっちゃうよね。まったく先の
見えない中での19年は凄い。
俺ってなんてあさましいんだろと思うのが、居酒屋でその日初めて会った
そのへんのクダ巻いてるオッサンと一緒になって
「あー、どうせオトコいるよ」
「間違いないっすね」
とか言って嫉妬しちゃうところ。
俺にはそんなすげえ女とつき合う自信がないからね。
にしてもそのポーランドの男性は不幸中の幸いだ。
目が覚めたら、奥さんが逃げないで献身的に介護してくれただけじゃなくて
4人の子供が全員結婚してて、孫が16人だか17人いるわけでしょ。
逆境にはあるが、どう考えてもハッピーでしょ。
「今65歳だけど、後20年は生きてほしいね。」
オッサンと俺はそう言ってこの話題をしめた。
オッサンも俺も根は悪人ではないと思った。
いや本当、こんなすげえ女と付き合ってみたい。
恋愛小説の構想を考えていてそんなファンタジーを抱いたのでした。
さ、現実に戻りましょう。


