粋な野郎
粋(いき)っていうのは非常に奥深い言葉で、江戸時代後期に生まれた
言葉なんだけど、現在でも使用され、その解釈は広義にわたっている。
使用する上で誤解があってはいけないので、一応調べてみた。
粋(いき)とは江戸時代の後期に江戸深川の町人の間に発生した美意識(美的観念)
である。身なりや振る舞いが洗練されていて、かっこ良いと感じられる事。
また人情に通じている事。遊び方を知っている事。自然な色気の感じられるさま。
反対語は野暮。粋(すい)と字は一緒だが意味は異なる。
また、外国語にはまったく同義の語は見当たらない。近い言葉はあるが。
等々、調べると他にも解釈はたくさんあるんだけど、だいたいはこんな感じ。
で、俺が言いたいのは、「ゼットン大木は粋な野郎である」って事。
もちろん、関東人の俺からすれば最上級の褒め言葉だ。
彼は九州出身なんだけど、どういうわけか粋なんだよね。
俺が3年ほど前に旅打ちをした時、まったくの無償で2回も友情出演をしに
来てくれた。自腹で名古屋と長野にだよ。俺は必死で大木くんにギャラが出る
ように交渉したけど、
「いいよ、別に。ただ遊びに来ただけだから」
やつはこともなげに言い放った。
また、最近彼は仙台に行ったそうだ。
「イベント仕事か何か?」と聞くと
「いや、遊びに行っただけ。負けるパチンコ(珍古台)を打ちに行っただけだよ」
最近はかなり忙しいハズなのに雑誌の企画でもなんでもなく自腹で行ったそうだ。
まったく粋な野郎である。俺にはとてもマネの出来ないほどのたいした野郎だ。
「人情に通じている事」や「身なりや振る舞いが洗練されていてカッコ良い
と感じられる事」ところなんかまさに粋という言葉にぴったり。
ゼニカネに執着しないし、お祭りも好きみたいだし。彼の粋エピソードは尽きない。
うーむ、粋って関東だけにあてはまる言葉じゃないよなー。
関東人でも野暮な野郎はたくさんいるし。(俺か)
俺の調べでは東北にも、ニューヨークにも「粋」はある。たぶんどこにでもある。
大木くんほどじゃないけど、俺も「粋な野郎」を目指しているんで、今会社を
興して頑張っている大木くんには出来る限り協力したいと思っています。
現実問題いろいろと事情があって難しい事もあるけど、粋には粋で返したい。
近いうち現実になると良いな。
あ、今日明日仕事人3打たないとだ。もちろん仕事で。
・・まったく、俺は粋には程遠いな。
精進します。


