2007年5月17日(木曜日)

囲碁嬢2

 囲碁嬢1の続き。

 後日、そのおネーチャンとパチンコデートをする事になった。
 
 今度は俺の得意分野であるパチンコに持ち込んでどうにかしてやろうという、
我ながら姑息な作戦である。

 そりゃあもう、得意分野ですからね。
 当然のごとく2人とも無事に勝利を収めましたよ。
 こういってはなんだが、俺の力でね。(我ながらイヤらしい)

 んで、近所のヤキトリ屋でメシを食いながらクダを巻いて(これがイカンのかも
、第一色気がない)後はもう・・・ぐっししっし。の予定。
 だが、そこで衝撃の告白が待っていた。

 「これ最初に言わないといけなかったんだけど、実はアタシ旦那がいるの」
 
 がーん!ショック!

 でもま、気持ちの切り替えが早いのが俺の良いところ。
 (かまわんですタイ!)
 なぜに九州弁なのかはわからんが、こう言おうと思った瞬間、

 「今度、旦那とも一緒に打ちましょ。旦那もパチ&スロ大好きなのよ」

 ・・・終わった。残念無念。巨乳の夢破れたり。

 さらに後日。仕方なく旦那と3人で打って、それからヤキトリ屋(なぜか囲碁嬢
と呑むといつもヤキトリ屋)に行った。我ながら何をやっているのやら。

 そこで、旦那さんが囲碁のプロ棋士だと言う事を聞かされる。日本棋院の立派な
名刺もくれたから、ハッタリではなさそうだ。
 それも9段だって。よくわからんけど若い(当時30歳弱)のに凄いなと思った。
 しかも、
 「昨日さ、アラジンAで6ツモって、マンハッセン(18000枚ね)出したよ!昨日まで
40万円くらい負けてたけどね、がはは」
 とか言う人で、スグに意気投合しちゃったんです。俺、ノンベエとギャンブラーとは
気が合うんですよ。その人、かなり良い人だったし。
 
 超ロングな前フリ、お待たせしました。そこで俺が言ったんです。
 「TVとか出ないんですか?」って。
 今でもたぶんあると思うけど、囲碁にもNHK杯ってのがあるらしい。
 彼が言うには、
 「9段だから出ようと思えば出れるけど、パチスロが忙しくてさ」
 だってさ。マジかよ!欲がない人だな。
 だって囲碁のプロの大会なんか優勝したら凄いんだよ。一番デカイ大会なんて
3千万円以上の賞金だし(当時。今は知らない)、名誉も仕事もついてくるんだよ。
 欲がないというか、もったいないというか。少しあきれたけど、この人良い人だと
思った。囲碁嬢に対する異性としての興味はまったくなくなった。

 ってか、ヤキトリ屋でクダ巻いてるギャンブラーがTVで大真面目に囲碁を
打っているところは観たかったなあ。今度チェックしてみようか(笑)

 が、話していて確かにプロの囲碁は凄いらしいってのは伝わった。
 対局のことを「手合い」というらしく、手合いがある時は一週間以上前から
調整をするそうだ。禁酒禁煙はもちろん、かなりストイックに過ごすみたい。
 つまり、対局を増やせば好きな事をする時間もないってこった。

 その日さんざん呑んだ俺は、どういう訳かその囲碁プロ夫婦の家に泊めて頂く
ことになったのだった・・。

 囲碁嬢3へ続く


日記

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