昨日は企画の仕事について何が必要なのかをさらっと書いてみたのですが、今日はその続き。もうちょっと具体的にどんな仕事をしているかを書いてみようと思います。
?つくる台の方向性を決める。
まずは全体的な方向性です。ターゲットをどこにおくのか、液晶搭載機かそうでないのか、予算や期間等も踏まえて決めていきます。版権物でモチーフが決まっていれば、それにあわせた形でスペック等のイメージも決めていきます。若者向けのものだったり万人向けのモチーフだったりで変わってきますからね。勿論モチーフをこの段階で探す場合もありますね。ま、予算や版元交渉もありますので、決めなければならない事は沢山あります。
?台のスペックを決める。
出玉計算は勿論の事、配列や制御も決めていきます。ボーナスの出現率なんかは特に重要な部分ですが、闇雲に設計しても保通協の型式試験をパスしなければお話になりませんからね。瞬発をあげていくのか、機械割を高くしていくのかなど、その台の性格を決めてしまう重要な部分になります。
ここではメインプログラマーの協力も仰がなければなりません。図柄の組み合わせ数が増えるとリール制御の総数も増えていくのでプログラマーは大変しょうが、良い機械を実現させる為にはどうしてもやってもらわなければなりませんからね。でもまぁ、時にはバトルになる事も・・(’A`)
?液晶コンテンツの監修
液晶担当にコンテや演出フローを出してもらったりするのですが、こちらから要望を出す事もあります。液晶搭載機では演出や画像がメインスペックと同じくらい重要な部分になってきますので、相当練っていかなければなりません。勿論予算や期間がかかるものなので、これが足を引っ張る場合もあるのですけどね。
最近は多くのゲーム製作会社がパチンコ業界に参入してきているので、外注に任せる事も多いと思います。しかし畑が違うので苦労する事も多いです。ゲーム屋的な拘りでパチスロのゲーム性が台無しになっていたりすると本末転倒ですからね。ここでもバトルになる事が・・(’A`)
?サブ、周辺関連
ランプの使い方や、パネル、図柄デザインの取り決め、BGMやSE等の監修など。結構手を抜ける部分ではあるのですが、こういう所こそしっかり作りこみたいところです。大手なら全てやってしまうのでしょうが、デザインや音も外注に振る事が多いです。要望を出して上がって来たものに修正をしてもらったりして決めていきます。台のランプはうちでは音楽やSEにあわせて点灯させたり、地味な部分ですがこだわってつくりこむようにしています。あの大ヒットした「吉宗」のランプ点灯パターンなんかすごく凝ってますよね。やっぱりヒット作はしっかりと作りこまれているものです。
?その他
販促に対する資料作りや、?とか?あたりで企画書を作ったり、あと液晶演出の振り分けをしたり。デバッグ作業をしたりもします。
こんな感じでざっと書いてみましたが、その台のスタートからエンドまでほぼ全てに関わっています。会社によっては色々スタイルに違いがあると思いますが、大体似ているんじゃないでしょうかね。大手であればもっと役割分担がしっかりしてるかも知れませんけどね。関われば関わるほど、責任も重くなりますが、やりがいもあるし何よりも自分の構想が形になっていくのは楽しいです。あとはヒットを出して評価を受けられればいいですねー。パチスロオタクには最高の仕事だと思いますよ。




