スロコラム4
お久しぶりでございます。相変わらず5号機の売れ行きは悪いようで・・。ホールさんの注目はやはり未発売4号機になっていて、開発側はモチベーションを維持するのに大変ですわ。
そういえばこないだ某スロマガスタッフOBが集まる焼肉大会に参加してきました。そこでも「5号機になったら打たなくなるんだろなー」なんて声が出てなんだか鬱。でも、皆生粋のスロバカなのに止められるのか!?
ま、今は5号機に対して『遊べるが出ない』というイメージが定着してしまっているのは仕方ないんです。でも、これから先はどうなるかわかりませんよ!
実際のとこ、現在までに判明している規則の解釈や、シミュレーション試験の性質のウラをかけば色んな台が出来るんです。例えば、『ある特性を使い万枚も余裕なAT機』とか『継続率80%でボーナスを連チャンさせる仕様』とか。
こないだ発表されたサミーの『ボンバーマンビクトリー』はある意味シミュレーション試験の特性のウラをかきRTの継続をナビによって高めた機械になっています。これを元にするだけでも、機械割140%だの200%だのの機械が作れるわけです。しかし、これをやってしまえば4号機と同じ轍を踏むこととなり、低射幸化を目的とした5号機規則の意味がなくなってしまいます。仮にそうなってしまえば、より厳しい基準にされた規則への改正=6号機規則の出現もありうる話です。5号機よりも射幸性を落とされた機械なんて考えただけで恐ろしくなりますよね。
理想はメーカー側の自主規制という形を維持し、足並みを揃えて徐々に射幸性の高いものにシフトさせていくのが良さそう。でも、所詮は商業主義のメーカー&ホールですし、高い射幸性を求めるユーザーが多いのも現実。4号機で射幸性が高まった責任をあえて問うならば、私は3者同じように責任があると思います。
そもそも、長い間娯楽産業として根付き育ってきたパチンコ業界。一昔前なんて、店員はパンチパーマで怖かったり、若い女の子が遊んでる事なんて99%ないようなダークな雰囲気だったのに、今では学生からお年寄り、老若男女問わずホールを賑わしているじゃないですか。これほど拡大したファン層が求めるのが、高い射幸性だったり、まったり遊べる機械だったりとか、様々なニーズがあるのは当然のことです。そもそも全てを一律にしようというのが無理な話なんですよね。
法律でガツンと縛られるような事態がもうないよう、パチスロメーカーは日工組のようにしっかり纏まり徹底して足並みを揃えていくべき。徹底した販売規制で『1メーカーあたり発表は1年で○機種まで。そのうち少し射幸性の高いは○機種まで』なんて決めてしまうとか。これくらいしなきゃ、たぶん変わらないでしょ。
・・・と、いいつつ売る側としての本音は全然別なのは言わずもがな。
前述した万枚可能なAT5号機が適合できたならばかなり売れるでしょう。でも、仮に市場に出せたとしてもその後が怖い。これじゃ4号機の射幸性に逆戻りしちゃって、お上に目をつけられるのは間違いないですからね。
この1パチスロファンとして業界の発展を願う気持ちと、開発して沢山売って儲けたい!という気持ちのジレンマは解消されそうもないです・・。
さて、ちょっと話は変わって、保通協ってずるいと言うか、これこそ公権力の濫用っていうか、普通ならトンでもない事だと思うんだけど、パチスロ一機種にかかる型式試験手数料に180万円以上という高額な手数料を取っているのにも係らず、試験内容や基準を一切公開しないんですよねー。不適合とされた場合にメーカーが知らされるのは、「短時間出玉率の300%が302.21%だった」とか結果だけなんです。
一体どういう基準で試験を行い、適合不適合を決めているのか。例えば『何プレイの試行回数をして、出玉率越えが何%以内なら適合』とか、『長時間試験のサンプル数はいくつから見る』とか、一切の公示はありません。こんな不透明じゃ保通協が試射試験のやり方を都合よく変えて不適合にするとか、試験内容を恣意的に運用し『気に入らないから落とす』なんて事もあるんじゃないか?って普通思いますよ。いや、まじで。
そんなこんなで、中々思い切ったスペックは持ち込めないのが現状。理屈では問題なくても、やりすぎると必ず後でとばっちりが来るでしょうから。やばいスペックを持ち込んで落とされた上、お上に睨まれたら最悪。
「誰が最初に火をつけるか」
パチスロメーカーは今そんな状態で、他社の出方を伺っているのではないでしょうか。




