2006年2月28日(火曜日)

アルゼ 『ロックユークイーン』

5号機に対するホールやユーザーの不信感は未だに強いですねー。設置台数の伸びの悪さは暫く続きそうです。現状の市場を見ると、5号機が導入されていてもバラエティーコーナーに1,2台のホールが多く、5号機導入は「とりあえず様子見で」という空気です。

さて、写真はアルゼ5号機『ロックユークイーン』。規則改正後から精力的に5号機開発に取り組んでいたアルゼの適合した5号機は10機種目となりました(駆け込み4号機がダメで、持ち玉がなかったのも要因の一つでしょうけど)。5号機においては他メーカーと比べて断トツの適合数になります。しかし、版権モノも飽和状態とは言え、とうとうROCKバンドまでモチーフになるとは・・。どんな演出をさせるのか気になるところです。

『QUEEN図柄』が全コマに出現してBBの並びとか、下パネルの入賞図柄を見ると、今回も『キューティーハニー』や『ハイサイ潮姫』と同じく1ライン機と言う事がわかります。というか、入賞パターン数が多いですねー。これじゃ全ての役をカバーするのはまず不可能。と言う事はメーカー発表の機械割はアテにならない可能性が高いですね。勿論これは小役の払出枚数や出現率、同時抽選の比率にもよりますが、取りこぼしなしの形で行われる保通協シミュレーション試験の出玉率よりも、現実の機械割は低く出るのが殆どですし、メーカー発表の機械割は都合よく発表される場合が多いので、鵜呑みには出来ません。

特に5号機においては、リプレイの扱いが保通協とホール側の計算で異なっており、機械割にズレが出てしまいます。例えば『1G目リプレイ揃い⇒次ゲームハズレ』というゲームの流れであれば、

◆保通協の計算

リプレイ揃いは『0枚IN、0枚OUT』
『3枚投入⇒リプレイ揃い(0枚払出⇒0枚投入)⇒ハズレ』なので『2Gで3枚のIN』

◆ホールの計算

リプレイ揃いは『3枚IN、3枚OUT』
『3枚投入⇒リプレイ揃い(3枚払出⇒3枚投入)⇒ハズレ』となり、『2Gで6枚IN⇒3枚OUT』

どちらも2ゲームで3枚減っただけですが、実際の機械割はホール計算の方がIN,OUTともに枚数が増える為、上限下限とも100%に近づく形になります。
簡単に例をあげると、保通協の出玉率が『96%〜106%』だとすれば、ホール出玉率は『97%〜105%』という感じです。ですので、メーカー発表の出玉率がどちらを基準にしているかが重要になってきますね。しかし、この他にも同時抽選や、RTの終了条件、BB中の小役外し等の要素が複雑に絡んでくるので、100%正しい出玉率というのは出しづらいのが現状です。市場に発表される出玉率の計算方に特に基準とかはありませんから、あくまでも目安で見ておいた方が良いでしょう。

今期の連結最終損益が118億円の赤字になるとの見通しが発表され、起死回生のレンタルシステムもまだ結果が出ていない状況のアルゼ王国。昔の姿から比べると相当落ち込んでしまっていて、なんかもう後がないような気がしてしまいます。5号機開発の積極性が実を結ぶと良いですね。


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